2007-12-01から1ヶ月間の記事一覧

Adele

ミクシィでマヨぬきから教えてもらったイギリスのアーティストです。「これは売りたい、とひさびさに感じた作品であります。「アーティスト」と呼ぶにふさわしい逸材。これぞ、ホンモノでしょう。誇りをもって、世の中に届けられる音楽であります。」おぉ、…

夜の言葉

先日地元の本屋で棚を見ていたら、アーシュラ・K.ル=グウィンの『夜の言葉』という本が目に飛び込んできた。 手にとって目次を見ると、どうやらエッセイ集になっており、「アメリカ人はなぜ竜がこわいか」という章があった。ちょっと読んでみるとこれが心…

情報がフリーだと、平等な社会になるの?

実は、800円の本を味わいつくし、その本当の価値を体感するためには、その何百倍・何千倍の投資が必要なのかもしれない。教育という投資が。。。ということは、「800円の本を愉しむ」とは、実は物凄い贅沢なのだ。 俺はなんてブルジョワなんだ!最近よく、「…

ものの価値 アーレント・ル=グィン・ローレンスを思い浮かべて。

僕はファッション関係業界で仕事をしているが、僕が日々腕にはめている時計は、父が定期購読しているTIME誌のノベルティー・ウォッチだし、会社用につかっている鞄もまた、TIME誌のノベルティー・アイテムである。全て、0円である。 要はセンスがない、とい…

『ウェブ時代をゆく』 『フューチャリスト宣言』

以下、考えたことを。1. アメリカに行くべし。アメリカに再び行ってみたくなった。 高校時代に1年間、ミネソタ州というド田舎にいた。(湖の数と、夏の蚊の多さが自慢の州だ。それから州知事がプロレスラーだったことも。)98年から99年まで1年間いた。当時…

botticelliの先生

ボッティチェリのことをもっと知りたい、と思って、Barbara Deimlingの『BOTTICELLI』を読んでいる。 http://www.amazon.co.jp/Sandro-Botticelli-1444-45-1510-Basic/dp/3822859923/ボッティと同時代、同じくフィレンツェにFra Filippo Lippiという画家がい…

「フランメンコの名花」

フラメンコダンサーKさんから、「ギターの天才パコ・デ・ルシアと歌い手マリア・バルガス」のCDをいただく。おぉ、なんとタイムリーな。。先日お食事を一緒にさせていただいた席で、「この間テレビを観ていたら、フラメンコ歌手が歌っていて、それがもの…

忘年会

今夜は部署の忘年会だった。同期がゲームを考えてくれたのだが、彼の入念な準備もあって、これが非常にうけた。 まず1チーム7,8人に分けて、万歩計を腰につけ、30秒間とにかく腰を振ってもらうゲーム、それから腕相撲大会をやった。場所は、銀座のホテ…

Politics and Vision

今日、株式会社トリプルエスの方々(http://www.triple-s.co.jp/)が事業説明に来る。それまで子供にしか売れていなかった100円カップアイスの大人市場への進出、プレーステーション1の流行創出、カルビーポテトチップスの値上げ戦略、そして国政選挙での候…

Allegory of Good Government

イタリアのシエナの市庁舎に、『Allegory of Good Government』という絵がある。 数年前、ケンブリッジの政治思想史家Quentin Skinner教授による、この絵画についての特別講演を聞いてから、ずっと実物を見たいと思っている。アンブロジオ・ロレンツェッティ…

Tさん。

今朝大手町で下車して、ホームの階段を登りきると、前方から見覚えのある女性が。「おぉ、Tさんではないか!」と思い、「Tさん...」と声をかけた。Tさんは、日経新聞社の4年目記者である。 大学時代、同じ学科に所属していて、2年生のときには同じゼ…

おやじはみじめだ。

会社には偉そうなおやじが多い。 権力を持ち、金を持ち、自信があるのだろう。しかし、そんなのは自分の虚栄心を満たす、つまらぬものでしかない。自信だって、きっと脆いものに違いない。 こういうおやじたちはとてもみじめだ。 どんなに経験豊かで、視野が…

『300』

先週末『300 Three Hundred』という映画を観る。どうも、古代ギリシアの雰囲気というものが知りたくて。 しかし、期待はずれだ。時代考証がしっかり為されていないようなのだ。舞台はスパルタ。 強健な市民(兵士)をつくるため、少年たちは厳しい特訓を受け…